債務整理のデメリットとは何か?

債務整理のデメリットとは?そもそも債務整理とは何か、それによってどのようなデメリットがあるのか。債務整理のデメリットを色々と考えるブログです。

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1月
22

自己破産のデメリット。

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ついに来たか、という感じですが自己破産についてのデメリットについて考えてみたいと思います。

……正直、「自己破産」はデメリットだらけのイメージしかありませんでした。しかし、本当はそんな事はないのですが、敢えてここはデメリットを全面に押し出すブログなので、御了承ください。

で、肝心の「自己破産」なのですが、一体どういうものなのかと言いますと、単純に言えば「借金をチャラ」にしてもらえる制度です。こう言ってしまえば、何と魅力的な!と思われるかもしれませんが、「チャラ」になる為には色々な条件をクリアしなくてはならないのと同時に、「チャラ」になったらなったで様々な制約がかかってきます。「借金がチャラになって自由の身になれる!」というご都合主義な制度ではございません。
では、一体自己破産にはどんなデメリットがあるのでしょうか。
まず、一定の財産を失ってしまいます。どういう事かというと、債務者の必要最低限の生活費や財産以外は全て換価し、債権者に配当されますので、「破産手続開始決定」が下りた後は換価するほどの財産がある時等は、破産管財人が選任され「管財事件」となり、財産が処分されることになります。また、ブラックリストに載る事はもちろん、官報という国の広報誌に掲載されたり、破産手続きが終了するまでは引っ越しも長期の旅行も出来ません。その他、免責が下りるまでのあいだ、特定の職業に就職できなかったり、資格も制限される事になります。

自己破産手続きをしても過払い請求はできますし、債務整理の期間はそれぞれですが、自己破産は平均的に半年と言われています。

12月
18

個人再生のデメリット。

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個人再生のデメリットなんですが、これは債務整理の中で、「強制整理」に分類されます。よく個人再生と言いますが、「個人民事再生」とも言います。
2001年から始まった制度で、まだ比較的債務整理の中では新しい方法になります。
個人再生は申し立ての方法によって、「小規模個人再生手続」と「給与所得者等再生手続」の二つに分けられます。そんな個人再生のデメリットとは、一体どういうものなのでしょう。
まず、他の債務整理と同じく、ブラックリストに載ります。個人再生は「強制整理」なので、住宅ローンを除いた全ての負債が整理対象となります。なので、保証人を立てて借りたお金などは、保証人に請求が行く事になります。任意整理のように必要な債務だけを選ぶ事ができないので、保証人を立てて借りた債務画ある場合は別の方法を考えましょう。
それから、個人再生をするにあたっては様々な条件があり、それをクリアしないといけません。具体的には、負債総額が3,000万円以下で将来、継続して収入を得られるという見込みがあるかどうかが条件となります。それと、とにかく手続きが複雑で、時間や手間がかかります。債務整理の期間が長いと、その分大変になりそうですね。そのためか、弁護士や専門家に頼む費用も自己破産より割高となります。
それと、個人再生を行った後で、過払い請求はできません。

11月
16

特定調停のデメリット。

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お次ぎは、特定調停のデメリットです。特定調停は、介入する第三者が弁護士や司法書士ではなく、公的機関の裁判所になって行う債務整理です。もちろん、諸手続きは弁護士等に依頼してもいいのですが、債権者との仲介役は裁判所が行う事になります。なので、デメリットはほぼ、任意整理と同じと言ってもいいかもしれません。まぁ、当然の事ながら介入してくるモノが違うので、デメリットも若干の違いが出てきます。
任意整理と全く同じなのは、個人信用情報(ブラックリスト)へ載ってしまう事です。そして、ここからが少し違うところなのですが、とにかく労力を使います。介入するのが強制力を持った公的機関とはいえ、任意整理での弁護士や司法書士のようにアナタの都合よく動いてはくれません。
何をするにもまず、アナタが裁判所へ出向かなくてはいけないのです。何かと忙しくて時間が取れない!って言う人にはあまりおすすめは出来ない方法かもしれませんね。
そして、保証人を立てた債務に関しては取り立てが保証人の方へ行ってしまいます。なので、これも任意整理と同じく、自分が整理したい債務を選んで整理する事が出来ます。
最後に、これも任意整理と変わりませんが、あまり借金の減額は見込めません。そして、これが任意整理と大きく違うところなのですが、もし、過払い金が発生したとしても特定調停では過払い請求の手続きをする事は出来ないのです。
これは過払い請求のデメリットとは言えませんけれど、過払い金が発生するかもしれ場合は特定調停はしない方がいいという事になります。

10月
11

任意整理のデメリット。

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さて、過払い請求のデメリットの次は、任意整理のデメリットについて、お話をしようかと思います。

任意整理とは何度も書いているように、裁判所等の公的機関を加入させずに行える債務整理の方法のヒトツです。公的機関を介さないので比較的簡単に、しかも期間も短く整理を行う事が出来ます。では、任意整理におけるデメリットって何なんでしょうか。

過払い請求の時効のようなデメリットではありませんが、まず公的機関を介さないので、「強制力」がありません。個人で行う事も出来るのですが、強制力がないので債権者との話し合いが成立しにくいのです。ですから、第三者……つまり弁護士や司法書士等の専門家に間に入ってもらう事が前提になります。そうなってくると、弁護士や司法書士に依頼する為の費用が別途必要となってきます。
それから何と言っても、個人信用情報機関に「事故」として載ってしまいます。いわゆる「ブラックリストに載る」という事です。こうなってくると、5年から7年の間は新しいローンや借り入れが出来なくなります。まぁ、支払いに窮して任意整理を行う人が、新たな借り入れを考えるとは思いたくないですけれどね。
後は、任意整理では、言うほど借金の減額は望めません。ただし、個人再生や自己破産などの強制整理のように債務全てを整理対象にしなくてはならないのではなく、自分が整理したいと思う債務だけを整理する事ができるので、保証人を立てている債務等は省く事が出来ます。それに、長く支払っていれば引き直しなどで過払い金の発生も考えられるので、さほど大きなデメリットはないと言ってもいいかもしれません。

9月
06

過払い請求のデメリット。

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さて、過払い請求とは、読んで字の如く。過払い金を請求する事なんですが……。この過払い請求こそ、債務整理においてかなり重要なファクターになることは間違いありません。
……と書くと大げさに聞こえるかもしれませんが、これが発生するのとしないのとでは全然違います。では、そもそも何故過払い金が発生するのでしょうか?前の記事で少し触れましたが、そこには大きな落とし穴があったのです。
金融消費賃貸借に関する法律は「貸金業法」、「利息制限法」、「出資法」の三つありました。そのうちの「利息制限法」と「出資法」が過払い金発生の元凶です。この利息制限法の上限と出資法の利率の「差」がグレーゾーン金利と呼ばれ、世の貸金業者は「結局、出資法の上限利息までOKって事じゃね?」という考えに至るわけです。しかし、そんな事を長い間放置しておいていいはずも無く、間もなく賃金業法改正のおりにグレーゾーン金利は廃止される事になりました。それで、今までグレーゾーン金利で長期にわたり返済を行っていた人や、現在返済進行中の人は利息制限法に準じた引き直し計算する事で、元本よりも多く支払っていると判断されればその分の返還請求が出来る、それが「過払い請求」です。

しかし、そんな過払い金請求にもデメリットはあります。過払い請求には時効がある事です。10年が時効なので、思い当たる人は早めに相談しておきましょう。また、以前なら過払い請求も「契約見直し」とされ、ブラックリストへ掲載されていたのですが、現在はそう言う事はありません。